2018年AWコレクションを最後に休止していたlounge lizard(ラウンジリザード)が、今シーズンまさかの復活を遂げるという嬉しいニュースが正式にアナウンスされました。
約二年という短い期間でカムバックしてくるなんてきっと誰もが予想できなかった事態ではないでしょうか。
寝起きでこの吉報を目の当りにした筆者も最初は何がなんだか解らず。
が、早々に公開されているルックを見てその情報が確かな内容であると受け止めることができました。「本当なんだ。(心の声)」
休止当時、ラウンジの代わりとなる存在を探し当てることが出来ず、失意に溢れファッションへの興味が薄れ掛かっていた中で、後継となるmain attraction(メインアトラクション)が昨年誕生してはいたのですが。
とはいえ、このコロナ禍で御存知の通りアパレル業界も売り上げは低迷し不毛な状態に陥っているので冬のリリースはないのかなぁ?という新たな不安に駆られていた矢先、まさかの展開でした。
とにかく国内において唯一無二といえる質の高い洋服作りを展開していたブランドのリスタートにただただ拍手喝采。
デザイナー八重樫氏の意図
と謳いながら、一般人である私には全く解らないのですが。(そりゃそうだ)
勝手な解釈で大変恐縮なのですが、今回の、2020年冬というタイミングでの復活劇には何か八重樫氏をはじめとするブランドスタッフ様からの深いメッセージが込められているように感じてなりません。
いつものルーティーンで新しい洋服を展開する(それだけでも想像を超える労力である事には間違いありませんが)事だけを目的としていたなら、もしかしたらラウンジのリスタートはなかったように思えてならないのです。
※沈黙の期間が長ければ長い程、再び歩き出す事は色々な側面で難しくなってきますので個人的には今回のタイミングがベストではないかと賛同しています。
これまでの生活様式をいとも簡単に変えてしまったコロナウイルスの強大な負の影響力。
今まで当たり前だった事がそうじゃなくなって、楽しみにしていたイベントもなくなって、気分転換を望んで外出したはずが、自宅以上の窮屈さや不便さが待ち受けていたりと。
すっかり疲弊しきっている人々と世の中に、僅かでも希望と楽しみを。
この復活劇にはただ良いものを作るという目的以外にそんな粋な配慮すら一方的に感じている次第です。(受け止め方が究極のプラス思考)
続けること、存在し続ける事に意味がある
何かを継続するという事は自らの意思を遥かに凌ぐ難しさがあって。
時には沢山の事象が絡みあって、ほどけるタイミングすら逃してしまい時間だけが流れていったり。
まぁ、継続とはそれ程困難である。それでもラウンジリザードには20年という長くて深い歴史が刻まれています。
ブランドありきで、個人的な希望ではわざわざ無理を重ねて毎シーズンリリースする事よりも(してほしいけど色々と大人の事情があるはず)今回を機に、2年に一度のリリースでもありがたいので継続を第一に優先して頂けたらという思いが。
冒頭でも書きましたが、改めてラウンジのような洋服を作っているブランドは他にはありません。
デザインや生地の質感、作り込まれた洋服の完成度の高さ、トータルパフォーマンスを見てもその存在感は業界の中でも眩しいものがあるのではないでしょうか。
(あっ、私一般人ですので、あくまでいちユーザーとしての目線です)
【流行】という永久課題を常に背負い込みながらラウンジリザードにはどんな時でも埋もれない輝きがあると筆者は感じています。
近年、すっかり市民権を得たリラックススタイルが後押しするかのように、ラウンジに対する様々な評価を耳にしたり、目にする機会もありますが。
いやいや、基本ラウンジは他ブランドと同じ時間軸で進んでおり、軸が一緒で乗っかてる波が違うだけであって、つまりはラウンジ過ぎるだけです。(意味不明)
何が良いとか良くないとか、そういう次元ではなく実は一番トレンドに寄り添った上で確立された自身のスタイルを貫いているのではないでしょうか。
ラウンジ関連の記事(アーカイブ)
当ブログでこれまでに配信してきたラウンジ関係の記事を並べておきます。
※今、読み返すと我ながらかなり照れます。ひどい文章力であったり、言語選定のチープさなどなど。いたた。
(まぁ、現在も御覧の通り進歩は見られないのですが。。)
実のところ、洋服関係の記事でラウンジ登場率は断トツに多いので、代表的?なものを配置しておきます。
今季の注目アイテム(個人向け買い物リスト)
・No.7012 HYBRID STRETCH×SHAVING スキニー デニムパンツ(黒)
・No.8020 40/2超度詰天竺×顔料染め クルーネック ドルマンスリーブ
・No.5031 G-8ブルゾン
・No.8022 マウンテンパーカー
とはいえ、モッズコートも気になるし、ニット関係(特にブルー系。懐かしさと新鮮さが入り混じったこれぞラウンジブルーというような色味)も欲しい。
そして欲を言えば、ウール系のコートもリリースしてほしい。
昨年くらいのサイズ感で。
くどいようですが(別記事でも書いた)昨年冬のメインアトラクションのゾゾ限定のコート(茶色orベージュ)買わなかった事を未だに後悔しております。
※ブランド関係者様、どうか私に改めて購入機会(チャンス)をください。(ひたすら媚びる)
編集後記(まとめ)
今回の復活ニュースで私が初めてラウンジのデニム(リアルヴィンテージスーパースリムsize2)を手にした時の記憶が蘇ってきました。(もう15年以上前に今は無き柏のACTにて)
当時の私は購入後になぜかしばらく履いていませんでした。
何故かというと、その頃の筆者には革命的すぎるデニムだったようで(それまでの人生で味わった事のないシルエットとサイズ感)自身の感性が追いつかず、消化できなかった事が理由です。しかし、気がつけばボロボロになるまで履き潰してはすっかりラウンジの虜になっていました。
そんな、私の洋服に対する感性も磨いてくれたブランドの再始動に改めて祝福を。
真冬のスタイリング/コートとインナーで挟むミドルレイヤードをどうする?
以上、最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。
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