シンプルだけど独特なフォルムが特徴的なpadroneのコレクション。
代表的なプレーントゥシューズ、バックジップ／サイドジップブーツなどここ数年で認知度は非常に高くなってきており、私も当ブランドの靴を3足所有しています。
履き心地の良さと様々なスタイルにマッチするデザイン性から「革靴のコンバース」という印象で、ブーツなどに抵抗がある方や冠婚葬祭、ビジネスシーンなどで購入をご検討されている20代、30代の方へ特におすすめ出来きるブランドです。
今回はPADRONEの名作達について。
PADRONE（パドローネ）とは
東京都足立区に自社工場を構える有限会社MIURA（ミウラ）が手掛けるファクトリーブランド。
1977年設立。それまで様々なデザイナーズブランドなどの靴を製作をしており2006年に自社ブランド「PADRONE」を発表。
靴の完成までの各工程において手作業を中心とした加工が多いため、同じラインナップでも仕上がりが1品1品各々の表情を見せるのが特徴。そして確かな技術を持ち合わせる職人集団。
おすすめ3選
プレーントゥシューズ
PRICE : ￥28,000 ＋（TAX）
COLOR : CAMEL , BEIGE , BLACK
SIZE : 40 / 41 / 42 / 43 /
UPPER : 牛革 OUT SOLE : 革 PROCESS : マッケイ製法
ショートサイドジップブーツ
PRICE : ￥30,000 ＋（TAX）
COLOR : CAMEL , BEIGE , BLACK
SIZE : 40 / 41 / 42 / 43 /
UPPER : 牛革 OUT SOLE : 革 PROCESS : マッケイ製法
チャッカブーツ
PRICE : ￥30,000 ＋（TAX）
COLOR : CAMEL , D.BROWN , BLACK, BEIGE
SIZE : 40 / 41 / 42 / 43 /
UPPER : 牛革 OUT SOLE : 革 PROCESS : マッケイ製法
おすすめ出来る理由は3足とも、違和感なくコーディネートに馴染む事です。
先日紹介させて頂きましたlounge lizardのアイテムとも非常に愛称がよく、
padroneの特徴でもありますが、良い意味で靴が主張せず、シンプルだけど存在感がある為、履くと足元も気持ちも引き締まり、着る服が地味でもそれなりに見えます。（私の場合）
尚、販売に関しましてはZOZOTOWNを含む全国のセレクトショップに展開しています。
魅力
PADRONEのデザイン性に富んだ革靴の秘訣として、製靴法にマッケイ製法を採用していることではないでしょうか。（セメンテッド製法の商品もありますが）
マッケイ製法はイタリア靴などで多く見られる製法で甲皮と中底と表底をまとめて通し縫いをする為、比較的シンプルな構造と使用するパーツが少ない事から他の製法に比べて美しい形状を表現しやすく、軽量に仕上がるメリットがあります。
この製法がPADRONEのデザイン性の良さを最大限に引き出し、履き心地にも上手く反映されている様に感じます。
ちなみにマッケイ以外にも幾つか製法はあり、先にも挙げたセメンテッドやリーガル社の靴で多く見られる英国発祥のグッドイヤーウェルテッドなど。
製靴法においてはコスト、デザイン性、加工性、耐久性などの観点から比較してみるとそれぞれにメリット、デメリットがある為、「このタイプなら大丈夫！！」とは一概に言えないのが実情です。
その他、PADRONEの生産工場について、こちらの記事に解りやすく記載されていますので、もしご興味があれば御参照下さい。
まとめ
様々なコーディネートにマッチする優れたデザイン性、追求された軽量かつ履き心地の良さ、熟練された職人達から生み出される安定した量産品の数々（国内生産）。
小さな穴を針で通すかの如く、細かい配慮が成された革靴を私達に提供してくれるブランド。
それが、PADRONE（パドローネ）
尚、マッケイ製法で作られた靴は、修理に出した際のソール張替えが構造上2回程度までと云われており、
地面と接するソールの表面も衝撃や劣化に対して非常に繊細な為、少しでも永く愛用出来るよう、購入されて履き始める前には一度最寄りの靴修理店にてソール全体にカバーの取り付け加工を依頼することをおすすめします。（3000円程度で対応してくれます。）
おかげ様で私の所有しているpadroneの革靴は長いモノで現在8年目となります。
その他、以下関連記事もありますのでもし宜しければ、お読み下さいませ。
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以上最後までお付き合い下さって、誠にありがとうございました。
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