美メロで聴かせるエモいバンドおすすめ2選<inアジア>

90年代後期、日本国内インディーズシーンにおいて新たなジャンル「エモ」というキーワードが徐々に注目を集めつつありました。

これらを語る上では欠かせない代表的なルーツとしてUSインディーロックの存在と空気感。

キラキラした音色に正統派の美しいメロディ。

どこか生活感の漂う作り手の感情が入り混じった情景。

メロコア、シティポップやロックなどともまた違う、その分野における魅力。

cowpersやbluebeard、nine days wonder、husking beeなどに始まり、

2000年に突入すると、oceanlaneなど多くのバンドが名乗りを上げ、活発的に派生していくことになりますが。

近年では耳にする機会が少なくなってしまった純度(エモさ)の高い音楽が移り行く時代の中で確かに存在していました。

今回はその歴史を遡って、後世に語り継いでいきたいバンド、まずは2つ紹介していきます。

buddhistson(ブディストサン)

1999年、千葉県は柏(KCHC)で結成された5人組バンド。(結成当初は3人)

2000年11月にリリースされた最初の音源ではSWITCH STYLEのギタリスト、前澤周平氏がプロデュースされております。

エモという一貫した音楽スタイルを基盤としながら、変拍子などの実験的アプローチを早々取り入れ、リスナーの誰もが解る程の、リリース毎に洗礼されていく各楽曲の完成度と美しいメロディが特徴的です。(ライブにおける演奏力の高さも)

難しい事をやっているのだけれど、シンプルに聴かせるセンスが備わっており、

顕著にあらわれているのが、2ndアルバム「yes, but I’m alive」から3rdアルバム「Buddhistson」にかけての作品。(全部おすすめだけど)

個人的には3rdアルバムを軸に辿って行くのもありではないかと。

 

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本格派!!

海外emoの影響が強く伺え、oceanlaneと同様にここまで巧みに純度の高いエモサウンドを聴かせるバンドは国内では希少ではないかと。

一つ言えるのは昨今、日本国内ではほとんど見掛ける事のないバンドであり、

良い意味で日本人らしさが抜けている、本格派の匂いがぷんぷん漂うアーティストではないでしょうか。

過去には、あのGloria Record(MINERALのボーカル、クリス・シンプソンが在籍)やLast Days of Aprilらと共演しており、

日本国内のライブハウスだけではなく、香港、シンガポール、中国、マカオなど国外(アジア圏中心)のフェスにも積極的に参加しています。

ただ、近年活動状況はゆったりされているようで、今年(2017)、確認出来たライブは4月に開催された柏野外フェス「CAMPASS2017」のみでありました。

とにかく一度聴いてみて下さい。

‎buddhistsonの「Buddhistson」
‎アルバム・2005年・14曲
‎buddhistsonの「SLOWDANCE wisely and slow,they stumble that dance fast」
‎アルバム・2009年・12曲

whence he came(フェンス・ヒー・ケイム)

1999年、ボーカルのJoshua(オーストラリア生まれ)とギターEphraimを中心に香港で結成された5人組バンド。

当時、香港インディーズシーンではハードコアバンドが一つの完成されたムーブメントを構築しており、その中に身を投じて2001年にリリースした1stアルバム「Lill in traffic...」が大反響を呼び国内チャート1位を獲得するという運びに。

香港アンダーグランドシーンに新たな風を吹き込んだバンド。

国内でのライブ活動以外に、オーストラリアや日本でのツアーも敢行しており、来日した際、一緒にツアーを回ったbuddhistsonとはそれぞれ3曲ずつ収録したスプリット音源「THIS IS WHERE WE RISE」を発表しています。

珠玉のメロディ

美しいメロディに繊細なギターワーク、時折、mewを彷彿とさせるような空気感もあり、正統派の美しきemoバンド。

初めてwhence he cameを聴いた時、普通にUSインディー界隈のバンドと認識しそうになったら、まさかの香港出身でした。

綺麗で寂しげな表情を覗かせる楽曲が多い中、ライブでは内に秘めた青い炎を、激しいステージングで体現するというギャップにも惹かれます。

数回メンバーチェンジがあり、5人体制となっていますが、どうやら現在は活動をしていないようです。(もったいない)

個人的におすすなのは2ndアルバムの「THE SHORTER STORY」。

綺麗で独特の寂しげemo(喜怒哀楽でいう「哀」)サウンド全開です。

何気にドラムのフレーズ、タイム感も心地よくツボ。

‎Whence He Cameの「The Shorter Story」
‎アルバム・2007年・8曲

編集後記(まとめ)

今後も継続していきたいemoバンドの紹介記事。

それだけ、カッコいいエモバンドがこの世の中には存在している(していた)事が証明できます。

「emo」という表現や解釈は、当たり前ながらリスナーによってそれぞれであること。

どこかで線引きしてしまえば、それまでになってしまいますが、今回紹介した二つのバンドに共通して言える事は、emoの中でも正統派といえる美しい旋律を双方共に奏でています。

ルーツというか、聴いてきた音楽を自分達なりに解釈して、それを出力するのって非常に難しい作業(創造)なんですが、ただ吐き出すだけではなく、本格派な雰囲気を漂わせているところにもセンスの高さが伺えます。

ぜひ一度、御試聴下さいませ。

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以上、最後までお読み下さって誠にありがとうございました。

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