「どうにかなるさ」平凡な中年サラリーマンの日常

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エモ、ポップパンク/次世代を代表していたはずの珠玉のバンド2選

      2019/06/05



after tonightsay hello to sunshine

現在は共に活動が止まっているこの二つのバンドが心に残っています。

それぞれエモ、スクリーモ、ハードコア、ポップパンクの要素を掛け合わせた音楽性で、背景となるサウンドを独自にアウトプットしているオリジナリティに溢れたアーティストではないでしょうか。


純度の高い本場仕込み(海外)の雰囲気が楽曲から滲み出ており、メンバーのプロフィールやこれまで共演してきた顔ぶれを見るとそれも頷けるのですが。


ちなみに筆者はライブハウスで偶然拝見した事がきっかけで知る事となり、気がつけば日常的なリスナーになっていました。

少し話はそれて、以前、ハイスタンダードを中心とした多くのメロコアバンドが築き上げた一つのムーブメントといえる国内90年代インディーズシーン。

その時代をリアルタイムで体感して、終息も目の当たりにして、さらに時間が経過した今だからこそ感じられる「一度きりの青春」という思い。


同じようなシーンと勢いが構築される事はもうないと考えていました(時代背景、音楽における流通状況など様々な要素が偶発的に重なって生まれた特有のモノと捉えているからです。)

が、しかし、音楽性におけるテイストは違いつつも、ほのかに似通ったマインドを持ち合せた次世代のバンドが時を経て実は生まれていたということ。


after tonight(アフタートゥナイト)




2010年都内で結成された5人組バンド。

それまで主に海外バンドの作品をリリースし続けていたレーベルICE GRILL$が契約した国内初のアーティストでもあります。

国内外問わず多くの面々と共演するも2014年渋谷サイクロンでのライブを最後に解散。

new found gloryTHE STARTING LINEが引き合いに出される機会も少なくないワケで、確かに近いなぁという印象もありつつ初期get up kidsだったり、jimmy eat worldのような純度の高いエモさも感じられます。

ほんの少しsickoのような抜け感もあったり。

というか個人的にポップパンクよりもエモのエッセンスが濃いような気が。
ただ、ライブのアクションを観るとやっぱり、、、みたいな。

それが意図して作られているのかは解りませんが、ポップパンクという枠だけに当てはめておくのはもったいないような引出しの多さを感じさせるバンドではないでしょうか。


絶妙にブレンドされているというか。
偏っていながらもジャンルレスというか、幅広と言いますか。

自信をもっていえるのは、全ての楽曲から感じられるピュアさ。果てしなく青くて透き通っている印象です。
jimmy eat worldのアルバムclarityみたいな雰囲気。

まず、他アーティストの英詩をサポートするリリックコンサルタントという肩書も持つkensuke yamamotoさんのネイティブな発音による、ボーカルラインはバンドにおける一つのカラーになっている事には間違いありません。

そして、ギターワークにおけるセンスの高さ、器用さも光っています。


楽曲の中で柔らかいクリーントーンのギターフレーズと、ガツっといくときの歪んだギターサウンドの緩急が巧みに展開されており、楽曲の完成度をよりフックアップしているのではないでしょうか。

イントロやアルペジオの時の音数や、リズムの取り方など好みです。好きです。

その音像から脳裏に浮かぶ、ピックアップと弦の距離感(きっと解る人には解って頂けるかと。多分。)

音源はep、スプリット、アルバムなど幾つかの作品をリリースしており、amazonやICE GRILL$のオフィシャルページなどで購入できます。




swords】もいいんですが、【Sleeping In, In Seahaven】もいいし、つまりはどの曲もおすすめです。

言い換えると知らない方でも自分の好みに合った楽曲が見つけやすいバンドであるのかもしれません。(説明べた)


活動を継続する過程で2012年にメンバーチェンジを行っていますが、これ以降の5人が個人的には【after tonight】というイメージが強いです。
というか好きな顔ぶれといいますか。

このafter tonightが私の心に残る理由にkensuke yamamotoさんのキャラクターもありまして、


kensukeさん自身のyoutubeアカウントで様々なバンドをゲストに迎え入れ展開しているトーク番組(最近は更新されていませんが)での立ち振る舞いだったり、配信しているポッドキャストだったり、after tonight解散後に始めたソロ活動における前に進もうとする推進力というか、姿勢というか。

音楽だけではなく、

上手く言えませんが、何かを発信し続ける力強さ、し続けようとするタフさ、魂みたいなものになぜか心を打たれてしまう40歳に近い30代のおじさんです。


ソロプロジェクトのバンドではsay hello to sunshine /we are the CHAMPIONSのギタリストkeisuke miyazakiさん、after tonightでもドラム叩いていたmanabuさんと活動しています。
自身の原点でもあるアコースティックサウンドに

(最近は少し、お休みされています)

長々と書いた割には、芯を捉えたバンドレビューにはなっていないのですが、おすすめです。






say hello to sunshine(セイ・ハロー・トゥ・サンシャイン)


2011年に都内で結成された4人組バンド。(前身バンド含む)
(ライブ時はサポートギターをいれて5人体制であったり。たまにcastawayのボーカルsotaさんが弾いていたり。そういえばafter tonightでもサポートしていましたね)


誰もが想像する通り【Finch】の2ndアルバムのタイトルにインスパイアされており、ボーカルryogaさんの加入に伴い、このバンド名にしたそうです。

title fightinto it over itにも通ずる音楽性から、洋楽好きのフォロワーも虜にするような楽曲の良さが魅力ではないでしょうか。

こちらもafter tonightのようなネイティブな、海外でも活躍できそうなメロディライン、楽曲における完成度の高さが魅力ではないでしょうか。


そしてafter tonightに比べると、少し陰な部分が見え隠れしており、ボーカルryogaさんはメロディを唄いつつも、スクリーモします。
叫びます。一昔風に言うとシャウトします。

ただ、これがまたいいです。

楽曲に合っているし、雰囲気もあるし。say hello to sunshineの魅力の一つとしまして、よくありがちな海外アーティストを部分的にまねて失敗してしまった【やっちゃった感】がなく、消化した音楽をセンス良く、はきだしているとこではないでしょうか。

エモ、USインディーロック、ポストハードコアの要素が多彩に練り込まれています。

まぁ、こちらは良いバンドに共通したポイントになってくるのですが、若いのにこれまたすごいなぁと尊敬してしまう次第です。


メンバーのドラムtakuyaさん(元吹奏楽部)、ギターのkeisuke miyazakiさんは共に以前はwe are the championsのメンバーとしてもご活躍されていました。

こちらお二方のプレイは創造性豊かで、楽曲を支える、大きな役割を担っている様にも見受けられます。


miyazakiさんのテクニカルなギタープレイ、フレーズの数々、音作りに関しましては非常に研究されているサマが伝わってきます。



おすすめ曲は、やっぱり【snowed】。

他にも良い楽曲は沢山そろっていますが、あえて勧めてみます。


リリースされている作品、現在入手できるのは【ANEMIC】。
こちら収録曲全て聴きごたえのある作品に仕上がっております。

国産でこういった楽曲を展開しているバンド。もっと脚光を浴びてほしい。



編集後記(まとめ)


たまに音楽記事を書いてみると、スラスラと進んでしまう我ながら不思議な思いがあります。

まぁ、筆者がどうというよりも(音楽好きではありますが)、やはりこの二バンドが素晴らしいからこそ書けてしまうという、感謝の気持ちでいっぱいです。

after tonight、say hello to sunshin。

どちらも現在は活動しておりませんが、アンダーグラウンドシーンではこのような逸材が存在していたという事。


活動が続いていれば次世代を引っ張っていくアーティストになっていたのではないでしょうか。

その他、以下関連記事もありますのでもし宜しければお読みくださいませ。

正統派エモjimmy eat worldの道筋と新作について


エモいamerican footballバンドの軌跡!新作は?



以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。

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