ここ最近の湿った空気と徐々に強まっていく昼時の日差しを受けて、シャツやカットソー1枚でも過ごせる時間が少しずつ増えてきたように感じられます。
シーズンの中でも一番暑い気候を誇る「夏」の到来を告げようとしている今日この頃。
年中着用する頻度の多い着回し抜群の無地カットソー。
しかし、これからの季節に向けたコーデを構築していく中、たった1枚という条件の基、周りと差がつくおしゃれな着こなしを見出す事は案外難しいポイントとなってくるのではないでしょうか。
特に比較的、出番の多い白はシンプル過ぎて頭を抱えてしまいます。(まぁ、それはそれで個人的には良いと考えていますが)
例えば半袖ではなく七部や長袖をあえて選定したり、シルエットやサイジング、首元の形状で変化をつけてスタイリッシュに見せる方法など、幾つかのテクニックはあるものの、今回はまた違った側面で紹介していきます。
生地の素材で差をつける
今回、題材として掲げているのが生地の「素材」で差をつけると云うことです。
代表的なのは当ブログでも既に紹介しているアタッチメントやカズユキクマガイが得意とするシルキーフライス、超長綿と呼ばれるスヴィンギザやピマコットンなどの良質なカットソー。
特に超長綿素材は、その特徴である上品な光沢から、1枚でもおしゃれな雰囲気が出しやすいです。
また同ブランドはシルエットも洗礼されており、アンダーウェアとしても合わせやすいスリムなサイジングから、トレンドに左右されないゆったりめのデザインまで幅広く展開している点も魅力があります。
ラウンジリザードのカットソー
今回、紹介したいのは当ブログで初めて紹介するラウンジリザードのカットソーです。
品番:8784
品名:T/C 20/1 WAFFLE TEE ワッフルカットソー
価格:9936円(税込み)
ブランドの代表的なコレクションとも云えるテーラードジャケットやモッズコート、デニムにおいては特に定評のある「ラウンジリザード」。(もちろん、その他にも良質なアイテムが数多く揃っています。)
これまでカットソーというカテゴリーで紹介してこなかったのは、個人的には可もなく不可もなくと云った印象があり、他ブランドと比較しても特筆した魅力を上手く見つけられなかった事に理由がありました。
しかし、今年度リリースされたこちらのカットソーはおすすめ出来る完成度に仕上がっており、
ワッフル素材で構成されている事から色味が白であっても、一般的なコットン素材のカットソーとは一味も二味も違った雰囲気に。
シンプルさの奥で、チラチラと顔を覗かせるおしゃれさ。
そして、ブランド特有の綺麗なシルエットも健在でどちらかというと体のラインが出やすいスリム仕様に作られています。
肌触り/着心地も抜群。(サイズ1で肩幅37、身幅46)
ワッフル生地特有の優れた保温性から冬に活躍するイメージが先行してしまいがちですが、夏使用として改良されているので、薄手で通気性の良さが体感できます。
(暑がりの筆者でも好んで着用できます)
クルーネックでやや長めの着丈からレイヤードとしても重宝するので、実用性の高さから自信を持っておすすめします。
筆者スペック:174cm、54kgでサイズ1を着用
編集後記(まとめ)
どうしてもシンプルなコーディネートとなってしまう夏の気候。
(楽と言えば楽なんですけど)
筆者は特に暑がりなので、これからの季節、レイヤードを楽しむ余裕は皆無です。夏場に重ね着をして颯爽と歩いている方を見かけると羨ましくなってしまうのが正直な気持ち。
シンプルな服装でもアクセサリーを身につけて(やりすぎない感じで)おしゃれを演出する方法もありますが、今回はあえてカットソー1枚に限定し、素材にこだわったポイントをまとめてみました。
もしかしたら、ほんの僅かな変化であり、自己満も否めないのですが、こういった点に着目してみると案外簡単におしゃれを楽しむ為の工夫が転がっている事に気づかされたり。
その他、以下関連記事もありますのでもし宜しければお読み下さいませ。
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以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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