男性ファッションにおけるデニムの選定。
これが胃にキュッとくる感じで案外難しいのが現状ではないでしょうか。
自らのイメージが出来上がっていれば何も問題はありませんが、漠然と解らない場合などは困ったものです。
適度な大人っぽさとおしゃれが盛り込まれた女子うけのよいもの。
流行りの黒ジーンズ(やや衰退気味)を履くべきなのか?
(ちなみに筆者は個人的に12年振りのブームが到来して別記事で購入していた事を報告していましたが、3度着用して終了。完全に去りました。)
特に学生様など若い世代に受けのよいブラックではありますが、当ブログにおいては迷った時には加工物でもなく、あえてノンウォッシュのインディゴブルーを激押し&今回はこちらに着目していきます。
ただ一つ、スリムなサイズ感である事を前提としまして。
なぜにノンウォッシュのインディゴブルー?
想定している以上に、様々なコーディネートに使いやすいと云う事でしょうか。
そして、デニムというカジュアルな印象の強いアイテムにも関わらず上品さがあります。
仮に白シャツと合わせて着用する際、ブラックデニムと比較してみてもインディゴブルーの方がどこか大人っぽく仕上がります。
(ブラックにはブラックにしか出せないカッコよさと魅力がありますが、印象と云う点でどこか若さが目立ってしまうといいますか)
重要なポイントは、やはりノンウォッシュであること。
ノンウォッシュにしか出せない真新しい風合いが大人っぽい色気と上品さを引きだし、どことなくおしゃれな佇まいにしてくれます。
その深い色合いから秋、冬を中心に活躍してくれそうな印象の強いインディゴブルーですが、色味にも着目して選定してみますと1年を通して履き回すことが可能です。
例えば、やや明るめの色であれば、夏場においては視覚的には涼しい印象で、合わせて薄めの10oz辺りの生地を選定すれば型崩れすることなく、快適に履きこなせるかと。
またストレッチ素材が主流となってきているので、スリムサイズで履き心地の硬い印象が強いノンウォッシュタイプであっても窮屈さを感じる事なく実用的に着用できます。
ご参考にこちらLounge lizard(ラウンジリザード)から昨年リリースされていた、ノンウォッシュタイプのサルファーという色合いになりまして、
この様な色でしたら夏でも暑苦しい印象を与える事なくスタイリッシュに履きこなせます。
一般的なインディゴブルーと比較するとこのように視覚的に明らかに違いがあります。
参考コーデ
レザージャケット+チェックシャツ+革靴
男の色気たっぷりのコーディネートになります。
このままでも抜群にカッコいいのですが、
チェックシャツを安定感のある白シャツにするとドレッシーな雰囲気が出て、違った側面でのかっこよさが垣間見えます。
合わせてナロータイを身につけると少し照れますが、格段にオシャレ度が上がるのではないでしょうか。
ノンウォッシュのデニムは上品さと大人の雰囲気がにじみ出てくる不思議なアイテム。
また、革靴を合わせているという事も一つの重要なポイントではないでしょうか。
白シャツ+カーディガン
個人的に好きなコーディネートで、ふと思い返せば案外似たような格好をしているなぁと。
手始めにこちらのコーデを参考にして頂けますとノンウォッシュデニムの魅力を感じてもらえるかもしれません。
柄シャツ+フライトジャケット+スニーカー
こちらは比較的、肩の力が抜けた(カジュアル色強め)印象を与えるコーディネートになりますが、それがまたかっこいいですね。
スニーカーと合わせても、綺麗なラインのボトムスを選定していればおしゃれな雰囲気がグッとでます。
編集後記(まとめ)
以上、私なりにノンウォッシュデニム(インディゴブルー限定)の魅力を紹介してみました。
音楽と似通った部分もなきにしろあらず。
万人様の好み、意見がありますが故、明確な答えを導きだす事が難しい内容でもありますが、
ただ、先入観を極力削り、これまでの様々な場面での感想なども参考に一般的な視点(のつもり)で描いたつもりではあります。
当コンテンツで紹介しているコーディネートは頻繁に(というかほぼ)lounge lizardの写真をシェアさせて頂いておりますが、お手本となる様な「ちょうどよい」洋服を数多く作っておられる印象です。
もしかしたら人によっては、地味な印象を持たれる場合もあるかもしれませんが、世を見渡してみると素材にもこだわった幅広い世代に着こなせる「普通にかっこいい」洋服を手掛けているブランドって案外そう多くないような。
とある平凡なおっさんの感想ではありますが、何か一つでもご参考になれば幸いです。
その他、以下関連記事もありますので、もし宜しければお読みくださいませ。
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以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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