スキニージーンズというカテゴリーが主流になる何年も前から、それをスタンダードとして提案し続けてきたドメスティックブランド「lounge lizard(ラウンジリザード)」。
ラウンジがリリースしているラインナップの数々は10代や20代だけではなく、ファッション感度の高い幅広い年齢層のユーザーから支持され、その圧倒的に洗練されたシルエット(細身)から絶大な人気を誇っています。
コーデに困らない徹底的に追及されたシンプルなフォルムと機能性。
厳選された素材選びと隙間のない完成されたこだわりのディティール。
「こんなアイテムがあったらいいのになぁ」と、誰もが願うトレンドに左右されない理想形のパンツを実現してしまったアイディアと技術力。
ありそうで、実はどこも作っていないアイテム達は非常に小回りが利いて、「何か足りないなぁ」という空間を確実に埋めてくれます。(かゆいトコに手が届く感じ)
もし、これまでに着用したことがなければ、ぜひ一度は手にとって体感して頂きたいブランドであります。
(女子ウケ間違いないですし、好感度激高です)
おすすめ出来る理由
スキニ―、スーパースリム、ストレート、ルーズテーパードなど、毎シーズン、ラウンジが手掛けるデニムは幅広いラインナップが展開されており、かっこいい中からさらに自身の好みに合った型を選ぶことができます。(デニムだけで雰囲気がでます)
ブランド創設は1998年、私が初めてラウンジのデニムを履いたのは確か、2004年頃のUSED加工を施したリアルビンテージスーパースリム。(名前が割と難しい)
その頃から今日(こんにち)に至るまで、以下3項目については一貫したこだわりと探求心を感じ取ることができ、年々すごみを増している印象です。
シルエット
スタイルや立ち姿がかっこよく見えるように腿周り、裾周り、股下、股上、腰回りなど各パーツが緻密に計算され作られています。
(私達、日本人の体型に合うように)
どのタイプも太ももから膝にかけてのライン、そして膝から裾にかけてのラインが美しく、ラウンジのデニムでしか味わえない特徴です。(視覚的な足長効果が半端ないです。)
また、シーズン毎にアップデートを重ね、数ミリ、数センチ単位で各可動部(パーツ)の調整、研究をしているので、細いだけではなく機能性に関しましても年々向上しています。
デザイン
ノンウォッシュタイプのデニムから、USED(ダメージも)加工、シェービング加工、ペンキ加工、後染めなど、ジーンズの聖地、岡山県は児島の工場で1本、1本職人さん達が魂を込めて作っており、シェービング加工など色落ちやアタリ、経年変化を絶妙なバランスで表現されています。
加工物に関しては基礎となる設計図、指示書があるものの仕上りに関しては、一品、一品、微妙な違いがあるように感じられ、自然でわざとらしくないです。
そして、どんな加工を施していても、なぜか大人っぽくて、男らしくて、上品な佇まいです。
素材
10oz、11.5oz、14.5oz、、、etcなど薄手から厚手のデニム生地を駆使して、各サイズの生地にあった構造、逆にイメージを実現する為のベストな生地選定など、妥協がありません。
近年ではストレッチや、キックバックに特化した素材も使われており、細身ながら窮屈さを感じることはなく快適かつスタイリッシュに履きこなすことができます。
おすすめデニム紹介
スキニ―レグ
履いた感想として、膝下から裾にかけてのテーパーが綺麗なラインを作り出しており、リリースしているデニムの中では一番細身のタイプになりますが、
細身でありながら綿100%ではなくストレッチ素材が織り込まれているので、美しいシルエットに窮屈さを感じる事無く履き心地も抜群によいです。
ストレート
2013年 品番6651
BENT OF DECCAN(ベントオブデキャン)シェービングデニム ニューストレート ¥24150
ここからは、私の私物写真になってしまい申し訳ありません。
上質なデニム素材「BENT OF DECCAN」を使用し、全体的にヴィンテージ加工を施したデニムになります。
(ストレッチ素材ではない)
ニューストレートというカテゴリになりますが、履いた感想は腰回り、股上、腿周りは、スキニ―タイプやスーパースリムと同じ様なサイズ感。
膝下から裾にかけては、ストンと落とした感じで、テーパーはほとんどありません。(正にストレート)
ただ、足長効果が半端ない一品で、色合いや加工具合に関しては個人的に一番好みです。
(同じ色合いでスキニ―タイプを今後リリースしてほしい)
スキニ―やスーパースリムに未知の抵抗があれば、まずはストレートタイプから着用してみるのもおすすめです。
ルーズテーパード
2012年製 品番6631
13.5オンス SELVEDGE DENIM(セルビッチデニム)ノンウォッシュ ルーズテーパードパンツ ¥17850
こちらの型もおすすめできるシリーズです。
厚手の生地を使用しており、適度な重量があります。(こちらもストレッチは使用していない。)
腰&お尻周り、腿周りはルーズなだけに適度なゆとりがありますが腿の真ん中くらいから膝、そして膝下から裾にかけてはラウンジ特有のテーパーがあり、ルーズなのになぜか、スッキリとした印象に。(全然だらしなくない)
私は裾をややロールアップをして履いており、このシルエットがまた他のシリーズとは違った魅力があり、かっこいいんですね。
実は個人的には40代や50代の方におすすめしたいシリーズであります。
(こういうの絶対好きだと思うんだけどなぁ)
※こちらも定期的にリリースされています。
スーパースリム
2004年頃 品番→覚えていない
リアルビンテージスーパースリム(確かこんな名前だった) ¥23000位
私のラウンジデニム弐号機になります。
裏っかえすと、
そうです。一度リペアしました。
ちなみに全く同じタイプをサイズ違いで購入していたのですが(一号機)、約7、8年間程、履きまくった結果、ビンテージ感が出過ぎてしまい、流石にここまで破れると厳しいなと言うことで、周りの説得もあり、2013年に召されました。
始めて購入したラウンジのデニムがスーパースリムになりますが、最初は衝撃でした。(誰に教えて貰ったワケでもなく何となく買ってみた)
な、なんだ、このシルエットは!!。当初違和感ありありでしたが、すぐに慣れてラウンジの虜になってしまいました。
何より、この時のスーパースリムのシルエットが未だに一番大好きで、現行品で一番近い型はスキニ-レグシリーズになります。(現在もスーパースリムはありますが若干違う)
この頃のスーパースリムをぜひ復刻して頂きたいです!!。珠玉の一品。
まとめ
アパレルブランドは10年続けば凄いとされている中、ラウンジリザードは1998年の設立からもうすぐ20年。
ミリタリー、ストリートのテイストを得意としながらもセットアップなどドレッシーなスタイルにおいてもブランド特有の魅力を確立しています。
真似事でもなく、時代の流れに振り回されるわけでもなく、一貫したスタンスを取りながらも、トレンドを適度に調和して、常に研究している姿勢がユーザーにも伝わり、多くのリピーターを輩出しているのではないでしょうか(私もその内の一人)
ラウンジのデニムはどのシリーズもオリジナリティがあり、様々なコーディネートにハマってくれる(ブランドの持ち味)アイテム達ばかりです。
尚、販売に関しましては、全国のセレクトショップやZOZOTOWNに展開しておりますのでぜひとも一度、試してみてはいかがでしょうか。
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以上、長くなりましたが、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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