Hi-STANDARDというバンドの影響力と凄み

hi-standard

日本が世界に誇るメロディックパンクバンドHi-STANDARD(ハイスタンダード)

90年代インディーズシーンの代表的存在であり、一つのムーブメントを巻き起こした先人でもあります。

そんな彼らが2016年10月5日に16年振りの新作「ANOTHER STARTING LINE」を突如リリースしました。

オフィシャルからの正式な事前アナウンスはなく、ある種異例、いやファンにとっては非常に嬉しいサプライズとなった今回の新譜発売。

しかも、インターネットなどを利用した通信販売での取扱いはせず、店頭販売のみという時代に逆行したパンクスタイル。

全てがカッコよすぎるよ。

多くのキッズ達(私を含め今はいい年のおじさんサラリーマンも多い)が度肝を抜かれた今回の騒動。

リスナーだけではなくプロ、アマ問わず様々なジャンルのミュージシャン達もこのビッグニュースに強いインプレッションを受けております。

新作「ANOTHER STARTING LINE」について

品番:PZCA-79
価格:¥1,200(税抜)
収録曲:
1.TOUCH YOU
2.ANOTHER STARTING LINE
3.NOTHING TO LOSE
4.RAIN FOREVER

今回は4曲入りシングルとなっており、初回プレス分は完売寸前。

既に次ロット分のオーダーが入っている様です。

発売日に偶然店頭に居合わせた人、SNSなどのツール通じて今回のニュースを知った人など、都内某CDショップ店頭ではハイスタファンの行列で溢れかえっていた模様です。

尚、オフィシャルにてMVが公開されており、こちらも必見です。

Hi-STANDARDの16年ぶり新シングル『ANOTHER STARTING LINE』が突如リリース | CINRA
音楽、アート、映画などの芸術文化をルーツとするメディア「CINRA」。世界をよりよい場所にしたい、人生をよりよく生きたいという、あらゆる表現者のクリエイティブな意思を届けます。

twitterでは非常に多くの反響があるようです。

バイオグラフィー

難波章浩(なんば あきひろ)

Vocal&bass担当。
ハイスタ以外にソロでも活動しており、TYÜNK、ULTRA BRAiN、NAMBA69としても活動している。

横山健(よこやま けん)

guitar&Vocal担当。

レーベルPizza of deathの代表取締役社長でもあり、他にKen Yokoyamaとしても活動している。

恒岡章(つねおか あきら)

Drums担当

ハイスタ以外でも様々なバンドで活動&サポートしておりCUBISMO GRAFICO FIVE、LOW IQ & THE BEAT BREAKER、磯部正文BAND、チャットモンチーなど。

バンドの経歴については以前投稿したこちらの記事で簡単に触れておりますので、もしよろしければご参照下さい。

ディスコグラフィー

Hi-STANDARDの「THE KIDS ARE ALRIGHT -EP」をApple Musicで
アルバム・1996年・3曲
Hi-STANDARDの「LAST OF SUNNY DAY- EP」をApple Musicで
アルバム・1994年・6曲
https://itunes.apple.com/jp/album/love-is-a-battlefield-ep/id482871744
Hi-STANDARDの「Growing Up」をApple Musicで
アルバム・1995年・15曲
https://itunes.apple.com/jp/album/angry-fist/id262720266
https://itunes.apple.com/jp/album/making-the-road/id482904280

今後のリリース予定

カバーシングル「Vintage & New, Gift Shits」

発売日:2016年12月7日
品番:PZCA-80
価格:¥1,200(税抜)
収録曲:
1.I Get Around
2.You Can’t Hurry Love
3.Money Changes Everything
4.Happy Xmas (War Is Over)

感想

音楽媒体におけるデジタル配信化が進み、CDが売れない時代と云われている昨今。

ハイスタはその風潮に挑戦すべく(美味く共存)、自らのスタンスで今回のリリースを実現し、ぼく達に大きな喜びを与えてくれています。

モノや情報に溢れかえり過ぎて(別の側面では恵まれた環境)、複雑に絡まったぼく達の思考を、もしかしたらハイスタは案外シンプルな手法で導いてくれているのかもしれません。

それにしても本当にハイスタを愛して病まない方々がこの世の中には沢山いるんだなぁと、SNSを通じて今回、改めて感じる事が出来ました。

名立たるバンド達の相次ぐリユニオンブームが到来したと思ったら、今度はハイスタでしたね。

何だか、今回の出来事に社会現象にも成りうる雰囲気が漂っている感じも否めません。

本当にすごいバンドですね!!

ボク自身、ハイスタの存在は知ったきっかけは4歳年上の兄が聴いていたことからでした。

当時、ボクは高校1年生で通っていた学校ではどちらかと云うと、GLAYやラルク、イエモン、ルナシー派が多かった印象です。(当時全盛期だったこともあり)

唯一高3の時に一緒になったクラスメイト(一人)が「ハイスタいいよね!!」と言っていた程度。

ボクはバンドをやっていたし、彼もやっていた。

そしてボクの同い年の従兄も広島でハイスタのコピバンをやっていた。

当時は限られたキッズしか聴いていないと思っていたのですが、いやいや、そんな事はない。

後のAIRジャムの規模や3rdアルバム「MAKING THE ROAD」の売上を見て、多くの支持者がいるじゃないか。

そんな淡い青春時代も思い出しつつ。

12月からはリリースツアー「GOOD JOB! RYAN TOUR 2016」も決定しているので、今年の冬はハイスタからの粋な計らいで熱い季節になりそうですね!!

以上、最後までお読み下さって誠にありがとうございました。

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その他、上記関連記事もありますので、もしよろしければお読みくださいませ。



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