洋楽/UKロックのバンドでエモいランキングおすすめ5曲

イギリス連邦。

そしてイングランド共和国。

世界的に著名なアーティストを多く輩出している、いわゆるブリティッシュな音色を奏でるUKロックシーン。

近年、日本国内で開催されている大型フェスでは多くの海外ミュージシャン達を拝見する事が出来ますが、

同じ英語でも、USミュージックシーンとはまた雰囲気の違ったバンド、楽曲であることを感じさせてくれるのが一つの特徴ではないでしょうか。(当たり前だけど)

ポストロックの先駆者であろうと称されているPublic Image Ltd(パブリック・イメージ・リミテッド)略して「 PIL 」もここから生まれたダイヤモンド。

色々な音楽に触れていると言葉ではうまく説明できないのですが、作品を通じてそれぞれのお国柄というか、バックボーンというか、発祥の地というか、、、違いがなんとなく解ってくるような気が。。。

普段、私はどちらかというと荒くて土臭くて、鳴らし手の生活感がほのかに漂ってくるアメリカンな音楽を好んで耳にしますが、時に整った印象を与えてくれるザ・ブリティッシュな感じも恋しくなります。

今回はその中でも、特にエモい気分に誘(いざな)ってくれる、楽曲を紹介していきます。

UK(イギリス)ミュージックの特徴

UKの方々の音楽ルーツはアメリカのブラックミュージック、リズム&ブルース、ロックンロール、カントリー、フォークなどの分野に影響を受けており、そこから自分達なりに出力した音楽がブリティッシュビートと呼ばれるものであります。

そして、ブリティッシュビートバンドと称されるアーティストが生まれてくることになり、

1960年代、その中でも代表的な、あの有名な「ビートルズ」の初期サウンドはマージービート(俗に言うリバプールサウンド)と形容され、「ローリングストーンズ」やエリック・クラプトンが所属していた「ヤードバーズ」は独自のリズム&ブルースという括りで、そして「ザ・フ―」はモッズバンドとしてカテゴライズされます。

さらには、そこから派生していき、サイケデリックロックヨーロッパの伝統音楽を消化したプログレッシヴ・ロックというジャンルが生まれたり(ピンクフロイドが有名)、1970年代後半になると「ピストルズ」を代表とするロンドンパンクというカテゴリが。

このロンドンパンクという音楽性の一部はやがてニューウェイブ(ブロックパーティーなど)に継承されることに。

ブリティッシュビートは90年代に誕生したブリットポップ(オアシス、ブラ―など)にも強く影響を与えています。

その他、テクノとロックを融合させたビッグ・ビート(ケミカルブラザーズ、ファット・ボーイ・スリムなど。U2も少し取り入れている)と呼ばれるジャンルも生まれたり。

こうやって、大雑把に振り返ってみますと、UKシーン独自の特徴が何となく見えてくるような。。。(ピンとこないですかね)

私の説明の完成度はイマイチとして、以上の事からUKミュージックはアメリカのシーンとは一味も、二味も違った独自のテイストでリスナーの耳に届けてくれています。(はずです。)

エモいおすすめ5選

HAVEN(ヘイブン) - say something

1996年結成。

2005年に解散してしまいますが、2002年にサマーソニック、2004年にはフジロックにも出演しています。

気になる楽曲は2002年1月発売のシングル「say something」。

1stアルバム「BETWEEN THE SENSES」にも収録されていますが、ただ、ただエモいです。

イントロ、Aメロ、サビ、全てがエモいです。各楽器のフレーズ、メロディ、声。

大切な人に語りかける様な唄。

心が洗われます。

すごい聴きやすくて、サラッと聴けてしまう、心から素晴らしいと思える名曲です。

どなたか2002年サマソニin doorステージでのhaven「say something」の動画お持ちでないですかね?とても力強くてかっこよかったなぁ。

POPFACE(ポップフェイス) - Swimming Triplet

北欧の地、ノルウェー出身。1995年結成。

初期はいわゆるシュゲイザーと称されるカテゴリーの音。「パワーオブドリームス」みたいな感じにも聴こえます。

徐々に独自性の高い音楽へ。

UKじゃないじゃんと非難を浴びそうですが、UKミュージックの影響を受け、そこから派生していった過程にいると独自に判断した為、選ばせて頂きました。(無理があるか)

でも、紹介する「Swimming Triplet」という楽曲からは、そのDNAを感じ取ることが出来ますし、何よりエモいです。

とても爽やかな気持ちになるし、気になる女の子がふと見せる何気ない笑顔のようにも感じ取れます。(??)

落ち込んだ時には、ぜひ一度聴いてみて下さい。

IDLEWILD(アイドルワイルド) - I’m a message

1995年に結成したスコットランド出身のバンド。

初期はパンク、オルタナティブロックなどに影響を受けていたサウンドですが、2002年発売の2ndアルバムからは独自の音楽性を求め優しいロックへと変貌していきます。

来日した経歴もあるので、日本のリスナーにも結構知られています。(はず)

そんなIDLEWILDのエモい楽曲は、1998年発売の1stアルバム「Hope Is Important」収録の「I’m a message」。

いつも元気をもらっています。明るいエモーション。

radiohead(レディオヘッド) - Black star

1985年オックスフォードにて結成(前進バンド)の今もなお、様々な音楽性に取り組み、新しい可能性を見出し続ける説明不要のすごいバンド。

Black star は2ndアルバム「The Bends」の収録曲になりますが、全体的に聴きやすく、メロが綺麗、Aメロ、Bメロはタイム感が心地良く、サビでガッと上がる力強さがよりemotionalです。

トム・ヨークのボーカル力、エド・オブライエンのハモリも絶妙で、バンドアンサンブルと共に楽曲に広がりを与えてくれている印象です。

OASIS(オアシス)- Rock ‘n’ Roll Star

1991年結成。

1stアルバム「Definitely Maybe」収録曲になりますが、

「今夜、俺はロックンロールスターだ!!」と、らしい感じで強気に歌い上げた結果、本当にロックンロールスターになってしまうという伝説的バンド。

2009年に多くの偉業を残し解散してしまいましたが、その影響力はいまだ衰えず。

なんだかんだで、この「Rock ‘n’ Roll Star」という楽曲が私は一番好きで、男くさいエモーションを感じる事が出来ます。

それにしてもリアムの声質かっこいい!!

そしてギャラガー兄弟はアディダス好きでもあります。

編集後記(まとめ)

以上、今回はUKの音楽シーンについて軽く触れてみましたが、その歴史は広く、奥深いです。

多岐にわたる音楽ジャンルの発祥地であり、日本国内、USシーンなどとはまた違った、UK特有の偉大な先人達のDNAを宿したカッコいいバンドが今もなお続々と誕生してきています。

海外ならではの音楽、楽器を身近に感じ取ることのできる環境/文化であることが多くの音楽カルチャーを生み出す要素となっているのでしょうか。

何にせよ、UKミュージックシーンには他にも良いアーティストが沢山ご活躍されているので、気が向いた時に、気の向くまま掘り下げてみる事をおすすめします。

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以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。



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