栗菓子のお店として、全国的に名高い小布施堂。
長野に本店を構え、都内の三越、大阪の阪急うめだなどでもお取り扱いがあります。
中でもおススメの名物は砂糖を加えず素麺状に裏ごしした採れたての新栗をあしらった【栗の点心 朱雀】、
そしてこちらをアレンジした【モンブラン朱雀】ではないでしょうか。
メディアからも紹介された事があり、他では見ないそのもの珍しい外観と素材そのものを生かした奥深い味わいは同店の人気商品として展開されています。
が、しかし、今回の主役は本店に構えるレストランが提供しているコース料理なわけで。
先日、こちらを目的に訪れたワケではありますが。
9月下旬、季節は夏の終わり。とある平日でした。
朝、晩には秋の訪れを感じさせる特有の匂いと空気が漂っている今日この頃。
私が生活している場所からは、やや距離のある長野県は上高井郡小布施町。
首都圏からは車で3~4時間程度。
上越自動車道を駆け抜け、途中、北陸新幹線と併走しながらというロケーション。
電車でも同じくらいの移動時間を想定しておけば、悠々と旅路を楽しむ事が出来るのではないでしょうか。
テレビ効果などの影響もあり、週末には行列が出来るようなので、比較的落ち着いた何でもない平日にお伺いするのが個人的なおすすめであります。
それでは以下。
アクセス
車:上越自動車道小布施スマートICから約7分
電車:長電長野線 小布施駅から徒歩約10分
店舗到着
本店レストランに訪れる理由。
それは正に、デパートでは手に入れる事の出来ない、お持ち帰り不可の料理、栗菓子を堪能するためではないでしょうか。
特にこちらでは、栗を題材にこだわりのレシピ、独自の工夫された加工法を駆使してメニューを展開しているという、素材から始まる全てにおいて、珍しいという。
かつ、数少ない名店という印象です。(今回、初訪問だけど)
そして、インテリアから何から雰囲気を壊さない趣の店舗外観は、遠方からの来訪者を一つもがっかりさせない粋な計らい。
一貫したお店のキャッチーなコンセプトが伝わってきて、個人的には料理以外でも満足する事が出来ました。
やはり木材って良いですね。
栗から派生した、又は自然から生まれた関連性のある美しい空間を堪能する事が出来ます。
メニュー
伝統的地野菜をふんだんに使用したメニューが特徴的で、季節ごとに、主役となる素材は変わっていくようです。
9月、10月のメインは小布施堂の得意とする栗。
価格は2700円という、料理の質からは想像もつかないお手頃な価格設定ではないでしょうか。
お向
栗の茶巾絞り葛仕立て
中にワサビとユリネが入っており、上品な味わい。美味しゅう。
椀物
きのこの椀物
炊き合わせ
秋の吹き寄せ
信州牛を使用した贅沢な味わい
御飯
栗強飯
デザート1
無花果のゼリー寄せ
デザート2
生栗菓子 雁の山
これが激美味過ぎて驚きました。さすが小布施堂。
編集後記(まとめ)
レストラン以外にも、その近辺には小布施堂の【味わい空間】という名の本店が管轄するエリアなっており、他にもカフェや料亭、お土産をこしらえる店舗が軒を連ねています。
ちなみに【栗の点心 朱雀】ですが、冒頭でも触れたとおりその場でしか召し上がる事のできないデザートとなっておりまして、平日午前11時の時点で完売していました。。
整理券が配られるほどの人気ぶりだそうで。
ある種の伝説の一品として語り継がれていきそうです。
恐るべし、小布施堂。とてもよい時間となりました。
以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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