「どうにかなるさ」平凡な中年サラリーマンの日常

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ギターアンプ選び、音作り苦悩の先にYAMAHA F100-112

      2019/07/07

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前回、紹介させて頂いたギターアンプYAMAHA F100-112について、このアンプとの出逢いによって私のトランジスタ回路へのイメージが一掃されたのです。

多くのギタリストがチューブ(真空管)アンプを好んで使用している様に、私もその内の一人でした。(別に大したギタリストじゃないけど)

それまで、リハ、ライブにおいてはマーシャルのJCMシリーズ(特にJCM-900)をメインで使用しており、音を歪ませるエフェクター(オーバードライブ系、ディストーション系)は使わず、アンプ本来の歪みを軸としてボリュームペダルでクリーン~クランチ~オーバードライブをコントロールしておりました。(JCM-800の時は渋々オーバードライブを使用してましたが)

なぜチューブアンプの歪みを前提としたセッティングをしていたかと云うと、どんなに評判のいいエフェクターを試しても音の粘りやコシに常に違和感と物足りなさを感じていた事、そしてアンプ本来の自然な音に余計なテイストを加えるのは如何なものか?という持論からです。

実際プレイしていても気持ちが高揚するのはトランジスタではなくチューブアンプを弾いている時。

メンタルと演奏を上手く切り離せる事の出来なかった私にはどうしても譲れない悩みとなっておりました。

私の場合は特にそれがダイレクトに表れてしまっていた様です。



トランジスタアンプとチューブアンプの違い

大まかですが、音を出力する際の増幅の仕方がトランジスタアンプでは電気信号をトランジスタで、チューブアンプは真空管で増幅しているという点でしょうか。


かなり大まかで申し訳ありません。


他の例えで云うと、「ロボット」「人間」といった具合になります。


トランジスタはロボット特有の機械的な音、チューブアンプは自然で温かみのある音が出力されます(発想がチープで申し訳ありません。)が、ただこれらについてはどちらのアンプもそれぞれに魅力があり、比較しても永遠に答えの出ないテーマだと認識しております。


チューブアンプ唯一のデメリット

一般的に人気の高いチューブアンプ。


ただ、一定の品質を維持する事が難しいのも特徴の一つだと考えられます。


私も常に頭を抱えておりましたが、真空管が温度、湿度に影響されやすく、環境によって音質が変化したり、GAINボリュームにおいても歪むポイントがいつもと違ったり、また常に良質な音を提供する為には真空管の定期的な交換(パワー管、プリ管)も伴ってきます。


特にパワー管においては、バイアス調整が必須となり、誰でも出来るような作業ではありませんのでプロに依頼するなど、メンテナンス面においてはトランジスタアンプに比べると神経を遣います。


YAMAHA F100-112について


F100-112は様々なジャンルに対応できる万能タイプのギターアンプではないでしょうか。


ロック、ジャズ、ファンク、フュージョン、ボサノバ、ブルース、ハードロックなど。(メタルなどは保証できませんが)

入手方法

そんな万能ギターアンプのF100-112ですが、現在は製造中止となっており購入するとなれば中古楽器、又はオークションなどに限られてきます。


ちなみに私が購入した時は中古で40000円程度で、現在の相場はコンディションにもよりますが20000円~40000円程度を想定して頂ければ充分です。


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欠点

またこのアンプの唯一の欠点を上げるとすれば、パラメトリック・イコライザーのボリュームに強いノイズ、ガリが発生しやすいということ。

これがまた尋常じゃない音でどちらかと云うと先天的な症状に見受けられます。


設計上の問題でしょうか?ボリュームがPCBに半固定されており、その周辺のコンデンサ周りにも原因があるように見えます。


接点復活剤で治るようなレベルではなく(初期であれば治まるかもしれないが)、、、。どちらにせよ、ボリュームは回す度に劣化速度が加速する構造になっております。


対策としてボリュームを交換すれば直るのですが、可能であれば最寄の修理専門店などに依頼する事をお勧めします。


魅力の多いF100。欠点が一つ位あってもいいですよね。


このアンプとの出逢いをきっかけに音創りに対する苦手意識は克服され苦悩は解消されつつありました。


最後に

「頭の中で思い描いた音と現実とのギャップが限りなく0(ゼロ)に近づく。」


結果として、ギターもそうですがアンプにもそれぞれ個性、特徴があるということ。


機材の導入、メンテナンスにお金をかけてもきりがないし、客観的に見ればこだわりという名の弾き手のエゴかもしれない。


ただ、こういった音創りやアンプ選定を経て得た知識と、特に感覚、嗅覚に関しては必ず貴重な財産となり、様々な場面で役に立ちます。


無駄な事は何一つないので色々と試してチャレンジする姿勢が大切な事ではないでしょうか。


永遠のテーマであり、もしかしたら答えがあって、ないような事なのかもしれません。


そして、今の私は変わらずチューブアンプは好きですし、トランジスタアンプも大好きです。


そこに置いてあるアンプと僅かな機材で、その時のベストな音を創作出来ればいいじゃん^_^


あとは、メンタルをコントロールして感情が入れば、自然と自分の音になるでしょう。


その他、以下関連記事もありますので、もし宜しければお読みくださいませ。


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以上、最後までお読み下さって、誠にありがとうございました。

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