JR内房線に揺られ、バスを乗り継いで向かったその先には。
2016年1月にオープンしたばかりの千葉県は木更津市に構える「マンモスいちご園」。
新設されて一年程度という事もあり、清潔感のある整った屋内環境、柔らかい雰囲気、営んでいる夫婦の人当たりのよさ。
肝心の味も文句なしの一級品。
どれも魅力的で、私にとっては普段と違う非日常的で充実した時間を過ごす事が出来ました。
やっぱりこうやって記事にするワケですから、心を動かされる何かがそこにはあったということで。
今回はそんな素敵ないちご園についての感想をまとめてみます。
アクセス
車の場合
東京湾アクアライン「木更津金田IC」から約5分
「袖ヶ浦IC」からですと約10分程度
電車の場合
JR内房線「木更津駅」西口バス停の小湊鉄道バス中島郵便局経由「三井アウトレットパーク行き」に乗車。
「畔戸高須入口」で降りて、徒歩5分程度で到着
営業時間
受付開始9時~定員に達したら終了
料金
1月~4月上旬
・小学生~大人 2000円
・3歳~小学生未満 1800円
・2歳以下 無料
4月中旬~5月末
・小学生~大人 1800円
・3歳~小学生未満 1600円
・2歳以下 無料
上記は当日料金、事前予約と異なる価格設定となるようです。
いざ向かう
思いつきでフラッと行ってみることを決意。(相変わらずの自分)
この日の天気は恵まれた五月晴れで最高のロケーション。
バス停(畔戸高須入口)から5分ほど歩いて到着した私にお声を掛けて下さったのが奥様でした。(もうひと方、おじ様もお声を掛けて下さった)
ちなみに最寄りのバス停はこんな感じです。
柔らかい物腰と明るい笑顔が印象的で、その表情からは日々の充実した様子が伺えとても前向きな雰囲気に満ち溢れておられました。
営業時間開始のちょうど10時頃に到着したワケですが、既に多くの人で賑わっており、その様子から、「無理かなぁ」なんて思いもよぎったのですが、
奥様のご配慮もありまして、ギリギリOKでした。
ありがたいです。
奥様曰くこの日(GWのとある日)は、早いお客様で何と朝の7時から並ばれていたとのこと。
おぉぉ。
どうやら日によって、来訪される方の数はバラつきがあるそうで、私の訪れた日はかなり当たり日だったようです。(天気もめっちゃ良かったしね!!)
また予約制ではない為、可能であれば営業時間前に到着していたほうがよいかと。(まぁこれらを含め、観光において醍醐味の一つだと個人的には考えてますが)
ちなみに駐車されている車のナンバーを見る限りやはり都心から来られる方が多いようです。
奥様からイチゴの採取の仕方、注意事項を丁寧に教えていただき、いざ園内へ。
いちご美味しい。
休憩所は落ち着いた雰囲気で居心地がよいです。
品種は現在三種類栽培されており、
写真は撮っていませんが、綺麗なお手洗いも完備されていました。
何より建物がしっかりとした作りで、雨の日でも気にする事無く楽しめそうな環境ではないでしょうか。
心を動かされたのは
経営している夫婦が26歳という若さ。
まぁ、それを知ったのは、訪れたその日の夜に拝見した読売新聞(2016年4月17日)に掲載されていた記事を読んでのこと。
確かに「めっちゃ若いなぁ」という印象でしたが。
こちら旦那様が学生時代、弁護士を志していたそうですが、卒業間近に食べたとある農園のイチゴのあまりの美味しさに感動してこの道を決意したそうで、
農業経営に関する知識は外部機関での研修を経て、またイチゴの栽培方法などのノウハウは木更津市内の農園で奥様と共に一年間かけて学んだとのこと。
いわゆるフリーランスというか、どこにも属さず、夫婦二人の強い推進力で自らのライフスタイルとビジネスを成立させてしまっている事に、私は強い感銘を受けました。
(もちろん、地元の農園の方など多くの支えがあって成り立っているようですが、それでもすごい。)
終身雇用の時代は終わったといわれていますが、相変わらずどこかに属すことによって得られる「守られている」という安心感(対価)を望む人が多い中(私もその内の一人ですが)、
「とりあえず」という考えではなく早い段階でやりたい事を見つけ真っ直ぐに向かっているその姿勢と行動力、さらには夫婦で協力しているという事に何か新しい流れを感じました。
まさに新利の風。(筆者が好きな曲のタイトルby husking bee)
旦那様のブログ、エモいですね。
編集後記(まとめ)
そもそも、記事の題材にするつもりでマンモスいちご園に向かったわけでもなく。(写真はちゃっかり撮っていますが)
イチゴ狩りスポットは千葉県内に数多く存在しており、今思えばなぜこちらに辿り着いたのかも自分でよく解っていません。
特に口コミで調べあげたワケでもなく、行き当たりばったりで向かったその先に巡り合った場所の一つであって。
それでもなぜか心に残る何かがあり(その何かが上手く説明できない。笑)、
直感的にもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちになりました。
夫婦で助けあい、周りを巻き込んでビジネスを展開していく。
古くからあるスタイルではあるものの、こちらの農園が何故か私には新鮮で真新しく映ったのが正直な感想です。
素直にこういう生き方もいいなと羨ましくも感じました。
(ご夫婦が積み上げた努力の数は底知れぬものであると自負しています)
色んな意味あい、様々な面で組織には窮屈さと限界点が常に付きまとっていますが、マンモスいちご園を始めた二人には、多くの可能性が無限に広がっているのではないでしょうか。
逗子に拠点を構える「アタシ社」の三根夫妻などもそうですが、今という時代背景の中で何か新しい流れを感じている次第であります。
と、勝手な見解を述べさせて頂きましたが、マンモスいちご園、ぜひ一度足を運んでみて下さい‼︎
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以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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