なんばんサンドのあまおう苺ミルクとキャラメルは飛び散る美味しさ

福岡県のお菓子「なんばん往来」の製造元として知られているさかえ屋さんが展開している隠れ名物ともいえる和洋折衷スイーツ「なんばんサンド」。
関東在住のミーハー筆者からすると、現地の名産品と言えば博多明太子、とんこつラーメン、この二強に勝るモノはないと知らぬが故の勝手な思い込みを決め込んでいましたが。
お恥ずかしい。
今回、親戚からのお土産でその存在を知る事に。
B級グルメ的な位置づけになるのか?いやいやそんな事はありません。
神々しい立派なお菓子といえるのではないでしょうか。
福岡恐るべし、どれも美味しい食べ物ばかりではないか。
私の現在住んでいる地域では脚光を浴びるようなモノが無い事もありより一層そう感じてしまいました。

・あまおう苺みるく
・キャラメル

今回はこちらの2品にフォーカスしていきます。

あまおう苺みるく

不動のフルーツという揺るぎない地位を確立している苺「あまおう」の原産地でもある福岡県。
この名産品と掛け合わせて発案された(であろう)あまおう苺みるく味。

あまおうジャムとホワイトチョコでコーティングされたサクサクのパイ生地を、サンドウィッチ状態で覆っているスポンジ生地。
見た目は特に物珍しい風貌ではありません。

ふーんと思いつつ一口食べてみると驚きの新食感。


想像以上にしっとり感のある柔らかいスポンジ生地に、パイ生地のサクッと感、少し粘りを感じさせる苺ジャムのシンクロ具合に新たな食感が垣間見えました。
口の中いっぱいに風味を感じさせてくれる苺ジャム。
しかしながら全体的に甘さは控えめ(濃くない)なところが好印象。美味い。
スポンジがちょうど良い甘さで作られている事もあり、飽きることなく食べやすいお味に仕上がっているのではないでしょうか。ついついもう一個と手が伸びてしまいます。
・1個160円

キャラメル

実は筆者が昔から苦手なキャラメル。

いやーキャラメル特有の後に残る甘さが何とも言えなくてですね。
と少し構えながらも、クラシカルな見た目のキャラメル味を一口食べてみると。

おっ?キャラメルの甘さがしつこくない。
甘いは甘いんですが、あっさりめなパイ生地、そしてビターなチョコレート味のスポンジ生地が良い意味で強過ぎる主張をするキャラメルをコントロールしているようで、全体的にとても爽やかかつ食べやすいスイーツになっております。
こちらのスポンジ生地、あまおう味同様にしっとりしておりますが、食感はやや固めに感じました。
とはいえ、この微妙に固めな生地が個人的にツボです。
美味しい。
生地はベルギー産のクーベルチュールチョコレート、アーモンドプードル入りのショコラフリアン生地のようです)キャラメルが苦手な筆者でしたが、なんばんサンドにおいては一番好きな味付けかもしれません。
・1個160円

編集後記(まとめ)

総括すると、どちらも食べやすく何より美味しいお菓子と言えるのではないでしょうか。
若者だけではなくミドル層や熟年層でも食べやすい甘さと口どけ、広い年代で受け入れられるスイーツと言えるのではないかと。

浅はかであった筆者の福岡における食文化(お土産の)知識に新たな道筋が刻まれました。
ちなみにさかえ屋さんは1953年創業の伝統ある和菓子、洋菓子生産メーカーだそうで、なんばんサンド、なんばん往来以外にも多数の商品を展開しております。
お土産やちょっとした贈り物にぜひ一度御賞味下さいませ。
その他以下関連記事もありますのでもし宜しければお読み下さると幸いです。

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以上、最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。



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