メンズ向けのトレンチコート。
先ず、イメージとして筆者の脳裏にパッとよぎるのは
・とりあえず色がベージュ
・おしゃれ
・凝ったデザイン
・実は腰のベルトが苦手
私の好みは別として、一般的には現代ファッションの中でも洗礼された大人な装いを作り込みやすく、男女問わず定番品として受入られているのではないでしょうか。
そして意外にもそのルーツは深く、第一次世界大戦下、イギリス陸軍が塹壕戦用の戦闘服として採用した事が始まりと歴史には刻まれており、世に出て100年?近く経過している事になりますね。やたら多いなと感じる装飾も、実践で役に立つよう理にかなったディティールとなっているワケです。
こちらのコート、市場では世界的に有名なバーバリーの商品が独壇場かと思いきや、我々日本が誇る国内ブランドも現代風にアップデートし、センスのあるアイテムを展開しておりますが。
ということで、今回はタイトルに沿った筆者所有の一品を紹介していきます。
商品詳細
ブランド:lounge lizard(ラウンジリザード)
発売時期:2014年AWシーズン
品名:FINX WEATHER トレンチコート
品番:5501
色:ネイビー
サイズ:3
価格:42000円
※筆者スペック:173cm/56kg
まず、色が良い
生地には高級綿糸として名高いFINXコットンを採用しており上質なハリ感と撥水効果のある仕様。
色は深みのあるネイビー。
筆者は同ブランドの別モデルで、ベージュのトレンチ風コートも所有しておりますが(これはこれで気に入っています)このネイビー色にはブラックとは違うシャープな男らしい空気感があります。
個人的にこちらのコートと合わせる時はインナーもボトムスもネイビーやグレー、ブラックなどの同系色で統一した装いが好みです。というか案外おすすめです。
こ洒落たミニマルなデザイン
ブランド特有のシンプルでスッキリとしたデザインが普遍的な匂いを漂わせております。
トレンチコート本来の特徴を感じさせつつもも、筆者が苦手な腰のベルトやエポレット、スリーブストラップなどは省かれた仕様で正にシンプル好きには堪らない仕上り。
トレンチコートとカラーコートのせめぎ合い、いや、その真ん中を行くような作りでさらには袖先の構造からスポーティーさすら感じさせるカジュアルライクなデザインは大人ファッションにとっては欠かせない必要な要素が全て盛り込まれています。
インナーやボトムスはドレッシーなアイテムからデニムやスウェットなどのカジュアルスタイルでも馴染むので一着で多様性を楽しめる万能品です。
サイズ感、シルエットも素敵な大人仕様
意図的に選んだサイズ3。(普段はだいたい2)
サイズ展開は1~3ですので一番大きいサイズとなりますが、むしろこのサイズでよかったと。
基本シャープなデザインが特徴のブランドですが、サイズを上げた事から全体的にゆったり感があります。
が、着崩れする事はないので現代風のシルエットが楽しめ、さらにはインナーに重ねまくっても不自然にならないという利点だらけ。
カットソー一枚だけではなく、ジャケットなどライトアウターを挟んで着回したいので夏以外のシーズンで幅広く対応できています。
参考スタイリング
編集後記(まとめ)
食べ物だけはなく洋服も加齢と共に少しずつ好みに変化があったりなかったり。筆者にとってネイビー色は、合わせづらくて苦手意識が強かったのですが、ある一定の年齢を越えて着てみると新鮮な感覚が。そう味わえるのも根(芯)の部分で、幅広いパーソナルに対応できる素材選定、洋服作りがなされているからこそと考えております。
時を越えてもラウンジの洋服には魅力たっぷり。
余談ですが、バーバリーのあのチェック柄、チェックラインの幅だったりその辺が知財絡みの出願が成されており(当たり前だよね)、うかつに再現しようとすると抵触、もしくはライセンス料が発生する可能性がありどのブランドも神経を遣っているようですね。
その他、以下関連記事もありますのでもし宜しければお読み下さいませ。
メンズ/コート/大人っぽくておしゃれで限りなく洗礼されたおすすめの一品
モッズコート/メンズ/隙のない大人かっこいいおすすめブランド
春、夏に重宝するおしゃれなジャケットを手掛けるメンズブランド
スタイリングのふり幅を広げる綺麗めでスポーティなアタッチメントのブルゾン
ラウンジリザードが20年AWにRESTARTするという衝撃の事実
以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
コメント (お気軽にコメントして下さい)