80年代の爆風スランプに始まり、その後、柏ストリートシーンから羽ばたいて行ったsomething else(メディアの後押しも凄かったけど、それも実力)など。
音楽業界だけに限らず国内において、その他多くの著名人(スポーツ選手、政界、学者)を何気に輩出している関東圏に位置する千葉県。
食べ物では落花生(一昔前の発想ですが)、そして、某大手テーマパークや超有名国際空港が立ち並んでいる事でも有名であります。
また、サッカー界においても、その水準は非常に高く全国区となっております今日この頃。
ナオト・インティラミ氏は柏レイソルのジュニアユースに所属していたり。
いずれ、サッカーネタも自らの経験を踏まえて投稿していこうと考えているのですが、こちらも書こう、書こう思って、手つかずにいた企画。
氣志團やx japanのyoshiki氏、toshi氏も同県が生んだ大物ミュージシャンであり、アンダーグラウンドシーンでは、こちらでも紹介しているswitch styleやヌンチャク、funside、emoい音楽ですとbuddhistson、そして忘れてならないELLEGARDEN。
この度私の完全なる独断と偏見で選定させて頂きましたこの企画。
私情がかなり入っておりますが、メジャー、インディー問わず「現役」という条件を満たしているおすすめのアーティスト達を紹介していきます。
おすすめバンド5選
akarine(アカリネ)
2010年11月結成。
toeを代表的にインスト、マスロック全盛の昨今、その中でも他とはまた違う音像を紡ぎだす、奥行きがあって非常に唄心のあるインストバンド。
個人的にかなり好きな音で、インストなんだけど、時に、ボーカルが存在するような不思議な錯覚に陥ります。
聴きながらなんでこんなに胸にグッとくるんだろうって考えていたら、「emo(エモ)い」んですよね。
他のインストバンドに比べて楽曲がドラマチックで繊細に感じます。
ツインギターの絡みも絶妙で、かといってテクニカルな部分を前面に押し出すのではなくバンドとしてのダイナミズムが心地よくもあり、全体的に非常にまとまっていて、一つの楽曲として聴いた時に単純にすごく良いです。
ライブ活動も不定期ですがやっている様ですので、ぜひ足を運んで生で体感してみる事をおすすめします。
尚、ギターのサナキ氏はyEANやawesome dudes、DOACOCKでも活躍しています。
fam(フェイム)
2005年結成のスリーピースバンド。
2011年3月に一度、解散をするものの2014年2月に復活ライヴを行い、2016年3月正式に再始動。
先日9月4日下北沢シェルターでのアスパラガスとの2マンでは新たに2曲(glare/view)入りのシングルをレーベル3p3bから発表しています。
確か、事前情報なしで、何となく一番最初のdemoを購入したのを覚えており、
当時、すげー若いバンドだなぁと思っていたのですが、あれよあれよと云う間に駆け上がって行った印象があります。
当初メロディックパンクのイメージが強かったんですが、名曲「chenges here」がリリースされた時、楽曲が良すぎたのと、「こう云う曲も生み出せるんだぁ」という驚きで衝撃でした。
今後の活動も見逃せないバンドの1つです。
kamome kamome(カモメ カモメ)
こちらの記事でも少し触れておりますが、説明不要の云わずと知れたレジェンド。
ですが、、、企画上、簡単に説明させて頂きます。
2002年結成。ex.ヌンチャクの向氏、ex.switch styleのkenzo氏、ex.oceanlane、現the coastguards、buddhistsonの嶌田氏が在籍するバンド。
破壊力抜群の重厚なサウンドと向氏(低音ボーカル)とKenzo氏(高音ボーカル)の絶妙なツインボーカルがクセになります。
この間のこの記事の一件以来なぜか、実は最近、カモをかなり聴いています。
聴けば聴くほど独特の世界観に呑み込まれます。
すごいのは当たり前なんですけど、とても深いんですね。
色んな意味で。
リズム隊の絶妙なタイム感も楽曲の良さを充分に引き立てていてアルバムを通して聴いていても飽きが来ない。
こういった世代のバンドは特にこれからも頑張って欲しいですし、今後も要注目であります。
never good enough(ネバー・グッド・イナーフ)
1997年結成。
2005年8月に解散しましたが、2016年7月に復活。
記憶にも新しい千葉LOOKでの再結成ライブですが、私も足を運んで楽しませて頂きました。
確か途中のイベントも含め2時間近くライブハウス内に居たのですが、本当あっという間の時間でした。
お客さん含め、ピースフルな空間で本当良かった。ほぼ満員だったし。
楽曲も以前と変わらず切れがあるし、shin氏とNob氏のボーカルも健在、安定した演奏も含め勝手に安心しながら観ていました。笑。
ボーカルに関しては以前よりも上手になったような印象があり、今後の活動にも注目しております。
メロディックパンクの要素が強かったのは本当初期で、それ以降ロックのテイスト、肩の力を抜いたエモい楽曲も。
個人的には1stから徐々に変貌していくサマが好きだったりします。
bump of chicken(バンプ・オブ・チキン)
1996年結成。
云わずと知れた千葉県佐倉市が生んだ超ビッグバンド。
こちらの記事でも簡単に紹介させて頂いておりますが、やはりこの5選に入れてしまいました!!
だって好きなんだもん!!
大きくなった今も大好きです。というかファン層が凄いですね。若い世代のファンも虜にしてしまい、私のようなおっさん世代含め、幅広い方たちから支持されている印象です。
小さなライブハウスから幕張メッセなど実際にライブを体感した事もありますが、メジャーに進出して知名度もすっかり申し分ない頃のとあるライブへ足を運んだ際、ボーカル藤原氏の髪型や服装を真似た男子達(フジワラー)が会場に沢山居た事に、かなり衝撃を受けた記憶があります。
すごい影響力。
みんなギターが弾けるのかなぁ?と個人的には気になった次第でありますが、
実際、イケメンですし、声も唯一無二で何より楽曲の良さが申し分ないので、今後も私達に色んな夢を見せてほしいです^ – ^
まとめ
以上、5バンド程選出させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
ここでは紹介していませんがfour get me a notsやその他にも選びきれない程、何気に千葉県は魅力的なバンドを数多く輩出しています。
今回は個人的な好みもあり上記の内容となってしまいましたが、同年代のネバグやバンプ、少し上の世代となるkamome kamomeには特に力が入ってしまいます。
バンドのスタンスなど、実は継続する事が一番難しくて、バンドの規模が大きくなるほど、自分達だけではコントロールが難しくなると云われておりますが、不定期でも構わないのでリリースやライブを断続的に開催していただけるとこの上ない喜びであります。
その他、以下関連記事も投稿しておりますのでもし宜しければご参照下さいませ。
メロコア、ハードコア90年代インディーズバンド20選 その1
メロコア、ハードコア90年代インディーズバンド20選 その2
The Firewood Projectが鳴らす胸の奥底に響く音楽
以上、最後までお読み下さって誠にありがとうございました。
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