無駄をそぎ落とし、使いやすさを追求したシンプルで付加価値の高い「無印良品」の商品。
日用品、雑貨、家具、インテリア、ファッションなどにおいて幅広い層からの支持が多く、ファミリーマートなどのコンビニでも無印良品の商品が陳列されているのを頻繁に見かけます。
今回はその中からスキンケア商品「化粧水」について。
世の20代、30代の女性を中心とした世代から評価が高く、過去に年間を通した売上高においても最も売れた商品としての実績を持ち合わせています。
そんな無印良品の化粧水を男である私が1カ月程使用してみました。
無印良品 化粧水の魅力
■他ブランドに比べて比較的安価な価格であること。
■低価格の割に保湿力(品質)が良い為、残量を気にせず気兼ねなくバンバン使用できること。(コストパフォーマンス)
■目的に合わせたラインナップが豊富で、成分もお肌に合わせた配慮(肌に優しい天然水など)が行きとどいており、ブランドネームと共に安心できること。
という上記3点が世間からの最も多い意見になります。
今回使用した化粧水
1.化粧水 敏感肌用 しっとりタイプ
2.化粧水 敏感肌用 さっぱりタイプ
・価格:260円(50ml) 580円(200ml) 980円(400ml)
※1、2共に同価格
感想
上にまとめた魅力は果たして本当なのでしょうか。
ちなみに私の肌は全身、乾燥肌、敏感肌です。
年のせいもありますが、最近潤いや油が以前よりも明らかに少なくなっているのを痛感しております。
しっとり、さっぱりタイプをそれぞれ1週間ごとに使用してみました。
そして、結論ですが、
肌に馴染ませて感じた事。二つの違いが正直解りませんでした。笑
(しっとりタイプ)
(さっぱりタイプ)
見た目じゃ全く解りませんね。というか、血管がかなり浮き出てますね。笑
さっぱりタイプの方が塗った後のベタベタがやや少ないかな?といった感じで、保湿力については同等ではないでしょうか。
評判通り、お肌に優しい様でヒリヒリした感じはありませんでした。
ただ、共通して一点気になったのが使用後のべたつき。
特にしっとりタイプで感じました。
腕や足など顔以外の部位に馴染ませる分には気になりませんが、顔の保湿にはあまりおすすめ出来ないのではないでしょうか。
特に脂性の方には店頭などで事前にサンプル品でチェックする事をおすすめします。
成分について
しっとりタイプ、さっぱりタイプの違いを把握する為に、それぞれの成分を調べてみました。
1.しっとりタイプ
無印良品 化粧水・敏感肌用・しっとりタイプの全成分と成分解析 美肌マニア
2.さっぱりタイプ
無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプの全成分と成分解析 美肌マニア
結論として、二つとも全く同じ成分になります。
ただ、それぞれの配合量を調整して2種類に違いをつけているのでしょうか。
使っている成分は悪くないのですが、やはりコスト的な問題で配合量の多い保湿成分において水とグリセリンの占める割合が多くなっている印象です。
気になった成分
・ポリクオタニウム-51
もともと医療用として研究開発された成分で肌との相性も抜群との見解があります。
なにより人間の細胞膜を元に開発されたので、安全性が非常に高く、毒性がない為、アトピーや敏感肌の方でも気にせず使用できます。
また、皮膚をコーティングして肌の水分蒸発を防いでくれる事、何より保湿成分で有名なヒアルロン酸に比べると約2倍の保湿力がある事が大きな特徴ではないでしょうか。
・グリセリン
グリセリン以外は、比較的優秀な成分が使われている様です。
紫外線から肌を守りつつ保湿効果の高い「加水分解水添デンプン」や保湿作用、抗炎症作用、抗菌作用のある「スベリヒユエキス」、角質層の細胞の活動を促進して肌のキメを整えてくれる「クエン酸」など。
まとめ
私の場合は顔以外の部位(腕や足など)においては評判通りの非常にコストパフォーマンスに優れた商品だと感じました。
ただ、顔に塗った場合のべたつきと保湿力の持続性が気になってしまう為、私には合わないなという印象です。
あくまで個人的な感想となりますので、ご興味があれば店頭のサンプル品を手にとってみたり、お試しでそれぞれの50ml仕様などを購入して実際に選定してみては如何でしょうか。
その他、以下関連記事も投稿しておりますので、もし宜しければご参照下さいませ。
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以上、最後までお読み下さって、誠にありがとうございました。
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