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AutoCADショートコマンドの手引き最初に覚えるべき簡単な操作

      2018/11/07

cad

機械、建築、土木等各々の分野の設計ツールとして主流になっているCADソフト。


CADでも幾つか種類がありますが、今回は最もメジャーなautodesk社からリリースされているautocadの超初歩的な操作方法について。


AutoCAD LT | 2D CAD 製図および作図ソフト | オートデスク - 公式サイト
オートデスクの2D CADソフト、AutoCAD LT について紹介しています。無償版のダウンロードや購入はぜひ公式サイトよりご利用ください。


私は20代半ばの頃、某メーカーの開発技術職に従事していた時期があり、その際に構造設計や板金、成形、樹脂などの部品設計も仕事の一貫として携わっておりました。(それまで製図経験など一切なし)


CADに一度も触れた事のなかった私が最初に覚えた内容を。


autocadで初めて製図するに辺りマスターしておくと色々と融通の利くショートカットコマンドについて説明させて頂きます。


メニューバーやツールバーから目視でコマンドを選択して製図するよりも、キーボードで直接コマンドを入力した方が圧倒的に作業効率が良く、大幅な時間短縮が見込めますので覚えておくと非常に便利なツールとなります。


autocadの最新バージョンがAutoCAD 2017 / AutoCAD LT 2017となり、コマンドについて幾つか変更点はありますが、強いて上げるならばTEXTEDITの編集機能が便利な方向に仕様変更されております。


Autodesk AutoCAD 2017 で仕様が変更された TEXTEDIT コマンドについて知りたい | AutoCAD | Autodesk Knowledge Network






■はじめに



目的のコマンドキーを入力後、スペースキーを押す事によりコマンドが有効となります。


コマンド実行完了後、右クリックを押すと一つ前のコマンドが自動的に機能します。


尚、画面下に表示されているコマンドウィンドウを参照すると操作状況が確認出来る事と、コマンドに応じて次の操作をナビゲートしてくれる為、必然的に常時見るべきポイントとなってきます。


概要 - コマンド ウィンドウを配置する | AutoCAD | Autodesk Knowledge Network



最初に覚えておくと便利なコマンド



■line(線) キー入力 L



①コマンド入力→スペースキーにて決定。


②左クリックにて始点を設定→線を描く→終点を設定後、右クリック又はEscキーにて完了。



●補足事項


F8キーで直行モードのOn/OFF設定(設定がOFFですと直線を描く事は出来ません。)


始点、終点に関してShiftキー+右クリックにて端点、中点、交点、中心、四半円点などの設定(自動で機能するOSNAPがありますが扱いづらいので私は使用しておりません。)※全てのコマンドを操作する上で重要項目です。


※Escキーについて


始点、終点を指定した後だけではなく、誤ったコマンドを入力した場合や、コマンド有効中でもEscキーを押す事によりキャンセルする事が出来ます。(他のアプリケーションソフトでも同様の効果だと思いますが。)


慣れてくるとEscキーは頻繁に連打する癖が身に付きます。笑



■copy(コピー) キー入力 cp


①コマンド入力後、左クリック(ドラッギング)にて対象オブジェクトを選択して決定(スペースキー)。


②その後基点を指定(左クリック)して(特に指定がなければ適当な場所で左クリックを押す)、目的の場所へ移動し左クリックにて実行完了。




●補足事項

オブジェクト選択の操作について(copy、move、eraseなどなど)


ポイントとして、


A.オブジェクトの上にマウスカーソルを合わせて一つずつ選択する方法。

B.オブジェクトに対して左側から右側に向けてオブジェクト全体を囲むようにドラッグして選択する窓選択

C.反対にオブジェクトに対して左側から右側に向けてドラッグをすると対象オブジェクトの一部分をマウスカーソルが触れるだけで、選択可能(公差窓選択)となります。

C.の公差窓選択は他に比べて圧倒的に時間短縮が出来る為、使用する頻度が増えます。


その他選択方法に関しましてはフェンス選択、ポリゴン選択などがありますが初歩の初歩段階では私は覚ませんでした。
(※勿論覚えておくと役に立ちます。)



■move(移動) キー入力 m


①コマンド入力後、対象オブジェクトを選択→決定


②基点を指定して目的地へ移動
(copyと同じ流れ)



■erase(削除) キー入力 e


①コマンド入力後、対象オブジェクトを選択→決定


②スペースキーにて実行(削除)。
※autocadのバージョンによっては、確か決定後、もう1アクションあったような気がします。



■rotate(回転)  キー入力 ro


①コマンド入力後、対象オブジェクトを選択→決定


②基点を指定


③角度を入力後(数字にて指定)→実行



■trim(トリミング)  キー入力 tr



こちらに図と共に解説されているので解りやすいです。

AutoCAD LT はじめての作図:AutoCAD LT トリム・延長




まとめ


まだまだ他にもショートコマンドはありますが、手始めに上記をマスターしておけば、ほぼ全てのコマンド操作において考え方の応用が利きますので、簡単なトレース作業なら対応できるのではないでしょうか。


手始めにまっさらなシートに中心線を描いてみて下さい。


1.直線を一つ描く。


2.1の線をcopyする。


3.2の線を回転(rotate)する。(90度回転)


4.3の線を基点に中点を指定して移動(move)→終点を1の中点に設定して実行。


以上です。多分、サラサラっとを描けます。


cadの製図は完成までに何通りもの道筋がありますので、目的に合ったベストな選択を見極める事がポイントになってくると考えられます。


その他のショートカットコマンドについては下記にも記載されておりますので御参考下さい。


AutoCAD LT はじめての作図:AutoCAD LT 基本コマンド一覧


また、こちらの方はautocad全般に関する機能について解りやすくご説明されておりますのでご参考にしてみては如何でしょうか。


コマンド カテゴリーの記事一覧 - CADオペレーターのメモ帳
主にAutoCADを使っている土木のCADオペがつらつらと書いています。


現在、autocadは設計部門がある企業において、どこへ行っても導入されているツールとなりますので、一度マスターしておくと汎用性が高い為、非常に便利です。


ありがたい?事に私は未だに何だかんだで製図の仕事を頂いております。(現在は開発技術職ではありませんが)


尚、追加で補足事項に関してとこちらにまとめておりますのでもしよろしければご参照ください。


以上最後までお読み下さって、誠に有り難うございました。

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