日本の食文化の中で親しみという点では中国4千年に匹敵するであろう、その深い歴史を誇る日清食品チキンラーメン。
某ラーメ○マンだって、きっと驚愕するアルよ。
筆者が物心つく頃には、ハッキリとその存在価値を認識できる程、知らぬ間に我が記憶に擦り込まれていた。
そう、まるで前世からの繋がりの如く。
茶色がかった包装ジャケットを彩るピヨピヨしたどんぐり眼(まなこ)のマスコット。
その可愛さにうっとりしてしまう。
僅かなお湯を注ぎ、たった3分待つだけで(堅めがお好きなら1分半で)、あのクセになる魅惑の味わいを堪能する事が。それは正に人生の中でも至福の時間と言える。
スープも麺も他ではテイストできない日清の完全オリジナル。
今回は自らの肉体、味覚を検体とし、幾つかのトッピングを厳選してみましたので、そのレポートをお届けします。
おすすめトッピング
納豆+青ネギ
旨味指数:★★★★(5段階中)
旨味指数通りの味わいと筆者は判断しました。
こちらの2品は生卵との組み合わせと同じ位、安定感があるように感じまして、今後スタンダードなトッピングアイテムとして大衆に受け入れられても良いのでは?という勝手な自己錯覚。
肝心のお味は、納豆を噛み砕いた時にじわっと出てくる苦みと、青ネギの汁物に入れた時に香る甘めな風味がコクのあり過ぎるチキンラーメンスープの後ろからチラチラ顔を覗かせ、結論としてシンクロしておりました。
そして、改めて感じたのはチキンラーメンスープのお味の強さ。
気を抜くとこの2品をかき消してしまいそうな唯我独尊。(お湯の量にもよる?)
ちなみに納豆と麺を同時にすするのは、なかなか難しゅうございますので、その点、御了承下さいませ。
ポイントは丼ぶりに口をつけて汁ごと頬張るのがおすすめです。(品がなく申し訳)
韓国海苔+キムチ
旨味指数:★★★★★(5段階中)
冒険が足りないんじゃないか?とご指摘を受けてしまう恐れのある組み合わせではありますが。
日韓ワールドカップ以来のチキンラーメンを通じての友好的同時開催。
さすがメイドin韓国の食材。率直に美味しいです。
どちらのトッピングも味の主張が強めなのですが、チキンラーメンのスープとの相性は抜群に良いです。
前のめりにキムチのお味が舌を突っついてくるのですが(当たり前か)、韓国のりの風味もしっかりと堪能することができる不思議な原理。というかチキンラーメンのダシが、巧みにこの二つの味を同じベクトルに導いていく役割を果たしているようなシンクロ具合です。旨し。
プレミアリーグのソンフンミン選手もきっと気に入ってくれるはず。おすすめです。
スライスチーズ
旨味指数:★★★★(5段階中)
ある種、味の想像が難しかったトッピングの一つであります。
個人的にはきっと失敗であろうと腹を括っていたのですが、いやいや、そんな事はない。
多くのラーメン店でチーズトッピングを見かけるように、チキンラーメンとの相性も抜群でした。
そして意外だったのは想像以上にチーズの主張が控えめであった事。
麺もスープもチーズもそれぞれの風味がバランスよく舌で味わうことが出来るので、美味しく頂けました。
筆者はチェダーチーズを選択しましたが。ポイントはお湯を注いですぐにチーズを載せ3分待つという事。旨し。
玉ねぎ
旨味指数:★★★★(5段階中)
まさかの玉ねぎです。
炒めたオニオンスライスをトッピングしました。(ごま油+しお+コショウで風味付け)
火は通し過ぎず、ほんのり茶色になる程度で少々辛味が残る程度がベストコンディションかと。
玉ねぎを麺の上に配置しお湯を注ぐ。
この流れにすることによって、玉ねぎは角の取れたような風味となりまして、スープ&麺とのシンクロ率が∞に。正に肝心のお味がこの文面に表現されております。
普通に美味い。
チキンラーメン、玉ねぎ、どちらもしのぎを削り合うことなく調和した味わいとなっております。
お湯によってふやけた玉ねぎがこんなにも素晴らしい役割を果たすのかと。
おすすめです。
編集後記(まとめ)
今回の企画、たまにはいつもと違う事がしたく、これでも必死に考えて絞り出した題材でありました。最近、洋服ネタが続いており実のところ筆者自身が若干のマンネリ現象に陥ってしまい、筆者がそう感じてしまうという事は表現としてそれが伝わってしまうかも?という懸念から、たまにはワンクッション置きたく新境地に挑戦した次第です。
正直、需要はなさそうなんですが、筆者自身は自由に楽しめたので(お腹は苦しかった)案外良い機会となっております。ありがとうございます。
元々食べる事は大好きでして、今後こういった内容も少しずつ増やしていけたらなぁというI HOPE so。
以上、最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。
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