中国地方にヤボ用で滞在していたある日。
広島に移動してから少し(かなり)時間が出来たので、観光ブックを参考に、山口県は柳井駅までふらっと足を運んでみました。
幾ら日本に住んでいたとしても、拠点とする住居がある限り、一生の間で訪れる事のない地域は山ほどあるわけで。
こういう時だからこそ好奇心を持って。
広島から山陽本線に揺られて1時間半程で目的地に到着しますが、途中、瀬戸内海沿いを走る電車の車窓から見えるパノラマが言葉だけで表現するのは難しいほどの絶景。
普段、関東で生活している私には味わえないですし、
まだ行った事のない方にはこれだけでもおすすめ出来る観光ルートではないかと。
今回は、柳井までに至る道のりと駅周辺を散策した感想をまとめていきます。
目的地までのアクセス
・JR山陽本線 広島駅から約1時間半
・広島駅(岩国方面)から岩国駅まで約50分
・岩国駅(下関方面)から柳井駅まで約30分
・運賃は1320円
電車のダイヤについては基本1時間に2本という認識で行動したほうが良いかと。
あとはICカードを常設している駅が多くはないので切符で移動したほうがよいです。
宮島口駅辺りから車窓には厳島が顔を覗かせます。
瀬戸内海沿いを走る山陽本線は、特に目的地がなくとも乗っているだけでその景色の美しさから不思議とどこか観光した気分になります。
大畠駅が近づいてくると周防大島にかかる大島大橋が、これまた絶景。
こんな感じです。
この大畠駅には「嵩山山頂展望台」と呼ばれる観光スポットがありますので時間がある方は途中下車をしてこちらに足を運んでみるのもおすすめです。
ほどなくして目的地の柳井駅に到着。
駅周辺について
駅前はこんな感じです。
セブンが2店舗展開されており、何気にありがたい。
グルメ
「マクドナルド」もあれば「カレーCoco一番」もあるわけで。
個人的には食べ物に関するこの充実度に衝撃を受けました。
宿泊
周辺に幾つかホテルが存在してますが泊まっていないので未知数であります。
ただ、今回の滞在の中で特別高いホテルに泊まったわけでもなく、食についても適当にその辺のお店で食べたわけですが、総括して言えるのはどこも「飯が美味い」です。
何を食べても「美味い」という印象です。
観光スポット「白壁の町」を歩く
一番の目的はこれですね。
松本清張氏や内田康夫氏の小説でも舞台となり描かれている美しい町並み。
駅から徒歩5分程度で到着します。
重要伝統的建造物群保存地区に選定されおり、江戸時代の商家の家並みが軒を連ねています。
当時、「岩国藩のお納戸」と呼ばれ商都として栄えていたそうで。何だか中世にタイムスリップしたような。
甘露醤油資料館ですね。
特産品甘露醤油の製造工程を一部見学できる他、お土産も販売しております。
観光されている方はちらほらといった程度ですが、なぜか町が全体的に活気づいている様に感じました。
どこかの観光地のように、名ばかりで蓋を開けてみると寂れている。という印象が一つもなく、観光地としてその地域に自然に根付いているようで「無理してない感」があり、地域の日常と美味く調和しているように私の眼には映りました。
味のある建物も含め、町並みが綺麗で整備やお手入れが全体的に行き届いている印象です。
歩いている人なんかそう多くないんですけどね。
不思議な力強さに驚きを隠せませんでした。
ちょっとした耳寄りな情報ですが、「蟹(カニ)さん注意」の看板が掲げられており、またまたぁなんて思っていたら、本当に2匹のカニさんに遭遇。
ベストショットっと思った写真が、後々確認してみると全く写っていない奇跡。
正に柳井の奇跡。
編集後記(まとめ)
なんとなく、ノリで訪れた柳井駅でしたが、行ってよかったです。
そして駅周辺には案外、若い子達が多く見かけ、活気づいていました。(ちなみに時折見かける女性は綺麗な人が多い)
地元の若いやんちゃな感じの男の子達が楽しそうに話している光景を見て、何だか微笑ましく、そして羨ましくも感じつつ。
彼らには彼らのこの場所での日常と青春があり、私はあくまで観光人。
彼らは日々の楽しみをどういうところから見出して日常を送っているのかな?
好きな音楽は?とか。
そんな話を聞いてみたかった。
若いってそれだけで素晴らしいことなんだよ。
まぁ、写真を一人パシャパシャ楽しく撮っていた私は明らかな変なおじさんだったわけで。笑。
その他以下関連記事もありますので、もし宜しければお読みくださいませ。
以上、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございました。
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